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95件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1956-12-13 第25回国会 衆議院 法務委員会 第6号

牧野国務大臣 重ねて御答弁をいたしまする。政治資金規正法に関しましては、私の発案でございます。そして、それには、この前になぜ入れないかというときの質問にはすこぶる合理性があるじゃないか、包含せしむるが当然だということを私が述べました。もし違っておるところがあれば、現大臣の見識の存するところと御了承を願います。  第二の国家公務員法に関する事項は、実はほんとうのことを申し上げますと、一週間前から私は

牧野良三

1956-12-13 第25回国会 衆議院 法務委員会 第6号

牧野国務大臣 全く同感でございます。不合理、不公平なことをしてはなりません。だから、今、しばらく耳を世論にかして、調査いたしております。  第二の、佐藤榮作君を顧慮して私がこんなものを入れたのではございません。世間というものは案外偏狭なもので、まことにいやな裏ばかりのぞくものでございます。私にはさような私心はございません。閣議の席上でもそのことが話題になったことはございません。法務省の省議でもさようなことが

牧野良三

1956-12-13 第25回国会 衆議院 法務委員会 第6号

牧野国務大臣 恩赦の目標としまして、私はとりあえず選挙法並びにこれに関係する事件というものをあげてみたのでありますが、まだ決定いたしておりません。これは、私は、あんまり偏狭に小さくしないで、皆さんとともに、御意見を聞いて、これは入れるが適当であるというようなものはできるだけ入れるがいい。大へん人を許すということにやぶさかな世論がありますが、それは古い意見でありまして、新しい観念から言えば、刑罰法令

牧野良三

1956-12-12 第25回国会 参議院 法務委員会 第6号

国務大臣牧野良三君) 過去の状況から申しますると、凶悪な前科の連中が少からずおります。それを釈放して、公安並びに治安心配はないか。心配のない手はとれるということを半年の間の考慮の結果考えました。これは私が決心しなくちゃならない。私は決心いたしましたが、決していささかたりとも心配のない方法をでかしました。必ずやります。けれども、数は今ここで具体的に申しますが、それだけくらいのことは私はできると思

牧野良三

1956-12-12 第25回国会 参議院 法務委員会 第6号

国務大臣牧野良三君) 見通しをつけております。非常な努力を私がいたすはずでございます。私と局長とそれから検察当局とがそれをして、それだけの最後決心をしなければ、韓国は抑留しておる漁民を帰してくれない。宮城さんが何といっても、私は年内に帰したいと思う。そうしなければ、家族に申しわけございません。何としてもやりたいと思って、もう一日もゆるがせにいたしておりません。

牧野良三

1956-12-12 第25回国会 参議院 法務委員会 第6号

国務大臣牧野良三君) 衆議院における総理大臣答弁は、その内容は間違っておりません。そうして私がそういう内容のことを言ったことも間違いございません。けれども、言っちゃいけませんよ、外へは決して言っちゃいけませんよと言ったのですが、総理大臣は実に正直な人で、言っちまったのです。というのは、もう一つ別に大事なことがあるのです。私の方は、この通りに事柄に拘泥しない。それは局長初め、何としても、日本韓国

牧野良三

1956-12-10 第25回国会 参議院 法務委員会 第5号

国務大臣牧野良三君) 私から釈明をいたします。一松委員から数字指摘して評価に誤まりはないか、ことに、いわんやこれらのものの取引に関してはブローカーその他よろしからざるところの介在があって、万一のことがあってもならないから、深くその点を警戒して確実を旨とせられよという親切な御注意があったので、時あたかも決算委員会においては中古エンジンの問題がやかましくございまして、政府当局としてはあらゆる方面から

牧野良三

1956-12-10 第25回国会 参議院 法務委員会 第5号

国務大臣牧野良三君) ただいま一松委員から、事を分けての御質疑、御意見の開陳を得まして、はなはだ恐縮いたしました。  実はあすこに設置することは区民の大多数の反対があるから考え直すようにということであり、お説の通りに、請願もその趣旨のものが採択になっておるのでありますから、政府としてはその請願趣旨並びに一松委員からの仰せで、それを尊重して他に適当な土地を求めることに苦心をいたしたのでございます

牧野良三

1956-12-06 第25回国会 参議院 予算委員会 第3号

国務大臣牧野良三君) 恩赦の問題は希望があり、新聞がこれを伝えておりますが、私はもう少し世論をよく聞いた上で意見を決定したいと思いまして、まだ決定いたしておりません。それから第三点以後のことは事務当局政府員委から申し上げます。  最後の点は、非常にいい御意見だと思います。相当重大でありますが、戦前と違って、戦後は刑事政策及び社会政策の見地に立つべきで、戦前のように単なる恩恵としてなすべきでないと

牧野良三

1956-12-05 第25回国会 衆議院 法務委員会 第4号

牧野国務大臣 できるだけ御希望に沿うようにいたします。すべて御意見同感でございます。とりあえずのところは、団体の代表の方とよく打ち合せてそうして仲よくやる、無理なことはしないということが大事だと思います。具体的にはなはだ誤まったことを御指摘いただきましたが、これはほんとう人権じゅうりんのはなはだしきものであってよろしくございません。そういうものについては断固たる処置をとりましてそういうことを例

牧野良三

1956-12-05 第25回国会 衆議院 法務委員会 第4号

牧野国務大臣 御意見は私も全く同感なので、善後策のことを具体化することであろうと存じます。第一は、すでに幸いにして七、八〇%は指紋押捺その他の手続が終っております。残っているところに対して心配があるのと、どうも下の人々が取扱いにはなはだ行き過ぎがある。その誤まりがこれらの人を刺激して、まことに遺憾にたえません。それは何とか今後を戒めるということでお許しを請うよりほか、ただいまはないと思います。私といたしましては

牧野良三

1956-12-05 第25回国会 衆議院 法務委員会 第4号

牧野国務大臣 私は古屋委員のお心には沿いたいと思うのでありますが、どうもわれわれ日本人は戦争に負けました直後少し用意が足りませんでした。立法が行き届いておりません。御指摘のようなまことに遺憾な状態に置かれているようであります。と同時に、今お話しのような人々の中からあまりにも犯罪者が多いということから、またその特殊な考えをわれわれ日本人が持つような事態がありますので、これは深く現在の事態を見きわめまして

牧野良三

1956-12-01 第25回国会 参議院 社会労働・法務委員会連合審査会 第1号

国務大臣牧野良三君) その点に対しては、私はこの法律はあまり特別な性質を持つものではいと思っておるのでございます。私は、戦後に定められましたる民法の第一条というものに、大へんな、何と申しますか、興味を感じております。私はあの種の法律の制定を二十年来希望しておりました。あれは、御承知通りワイマール憲法が最も顕著に社会思想を持ち出しております。従って、憲法には十二条がございまして、公法方面にお誉

牧野良三

1956-11-30 第25回国会 衆議院 法務委員会 第3号

牧野国務大臣 時期に関しての態度はあなたと私と違っておりますが、しかしね、こういうことなのです。これに関連する材料は私のところにもっとうんとあるのです。非常にあるのです。最近におきますと、ソビエトは容易ならぬぞ、こんなことをしておるぞ、あんなことをしておるぞと言ってきておるのですが、そういうものを取り上げるべき限りじゃございません。と同時に、右翼の連中がどんなことをする、大へんなことを言ってきているのです

牧野良三

1956-11-30 第25回国会 衆議院 法務委員会 第3号

牧野国務大臣 これはちょっと内容がすべり過ぎております。が、猪俣さん、これは八月だから、ちょっと特別にかんべんしておいて下さい。それへ持っていって、やはりスターリンの方針の何が日本にはまだ消えないのと、そして共産党関係の人は行動が隠密でやられることが多いのですよ。ちょっとしたことで姿を隠せられたり、そして徳田球一氏の行動までが知らないうちに北京へ行ってなくなっておられたりなんかするものだから、それで

牧野良三

1956-11-30 第25回国会 衆議院 法務委員会 第3号

牧野国務大臣 しばらく他出いたしまして申しわけありません。ただいまの御質疑は、すでに総理大臣が繰り返してお答えいたしております通り、皆様と心持は同じでありますが、何としても、台湾政府があります関係上、それを上手に調整していかなければならない外交上すこぶる微妙な点がありますので、心持は同じ心持でいきまして、この点を国際的にしっかり解決していきたい、かように思っております。

牧野良三

1956-11-26 第25回国会 衆議院 社会労働委員会 第6号

牧野国務大臣 あんまり穏やかな言葉を使いますと、あいまいに聞えます。私はこの法律は宣言的なものであり、確認的なものでありまして、決して創設的な内容を有するものでないと確信いたします。しこうして事実に関する点でございまするが、この種の法律の必要であるというゆえんは、今申し上げます通りに、創設的な内容を有しないのでありまするから、これを明らかにして疑いを避ける、そして不測の事態を惹起することをあらかじめ

牧野良三

1956-11-26 第25回国会 衆議院 社会労働委員会 第6号

牧野国務大臣 創設的とは思わない。この立法はそういう点は一つも私はないと思うのです。新しく実際許されているストをこの法律で禁止するという性質のものでは私はないと思います。ところがストほんとうの事実と法律の適用との間には区々になるおそれがございます。それでやはりこの種の規定を明らかにしておきまして、そういう方面に関する間違いや誤解のないことを期したい、それにはこういう法律があることの方がいいのじゃないかと

牧野良三

1956-11-26 第25回国会 衆議院 社会労働委員会 第6号

牧野国務大臣 お答えいたします。やはり法務当局としては創設的なものでない、どこまでも宣言的なものであるというふうに解釈しておるのでありますが、どうも実際の事実と法律の解釈との間に、裁判所においては一致しない場合が非常に多いらしい。それでやはりこういうものは明らかにしておきまして、一つのりっぱな法文を示しておいた方がよくはないか、こう思うのでございます。

牧野良三

1956-11-25 第25回国会 衆議院 日ソ共同宣言等特別委員会 第7号

牧野国務大臣 お答えをいたします。それは文芸春秋に出ておるのです。(岡田委員文芸春秋じゃない、公文書だよ」と呼ぶ)オリジナルです。それが文芸春秋に出ておるのと、経済新聞に出ておる。そういうものをそこへ持ってきたのです。それから投書が出ておるのです。だからそういうものを参考にしたのです。けれども、あなたのいうふうにしてとっていくと、やはり相当批判を免れないと思います。よく考えます。

牧野良三

1956-11-21 第25回国会 衆議院 社会労働委員会 第3号

牧野国務大臣 お答えいたします。その問題は非常におもしろいのです。ロンブローゾの意見から出発して参りまして、フェリーがこれを祖述いたしているのでありますが、科学的な面と人道的な面とをどういうふうに調和したらよろしいかということが問題になるのでありますが、昨今性欲関係において、子供さえ作らなければ自由に満足してよろしいといって、御承知通り避妊方法というものが公然と公序良俗に反しないという時代になった

牧野良三

1956-11-21 第25回国会 衆議院 社会労働委員会 第3号

牧野国務大臣 私は、その点について社会保障のところまでいくという考えを持っておるのではない、役所の中でいろいろ議論をかわしておると、話がそこへいったのです、これはなかなかおもしろい、こう思ったのであります。そして今あなたのお述べになる思想的な根処は私は同感なんだから、工合が悪い、あなたと議論は同じなんです、ただ結論をどこへ持っていくか、これであります。所有権絶対の上にあぐらをかいておることはもう旧時代

牧野良三

1956-11-21 第25回国会 衆議院 社会労働委員会 第3号

牧野国務大臣 お答えをいたします。井堀委員の御主張の御趣旨は、私は全面的に同感でございます。ただ、どうして現行の法律制度のもとにあなたの希望せらるる事実を実現したらいいかということは、あなたから御指摘をいただきました今年の二月以来、私の念頭を離れてはおりません。第一、税金との関係をどう扱っていくかという問題にぶつかります。第二は、担保権者との関係をどういたしていくかということにぶつかります。第三には

牧野良三

1956-11-20 第25回国会 衆議院 日ソ共同宣言等特別委員会 第3号

牧野国務大臣 お答えをいたします。治安関係につきましては、この数年来ようやく治安対策軌道に乗って参っております。公安の方はどうも心配なものが非常に多いのであります。例の火炎ビン事件が起きて、皆さんの手で破防法が制定されて以来、ようやく軌道に乗って参りました。この傾向をよくしたいというために、私は治安対策については充実をするということが大切だと思いまして、その点に新しい方針を立てました。それは、

牧野良三

1956-11-19 第25回国会 衆議院 決算委員会 第1号

牧野国務大臣 仰せ通りに私も非常に驚いたのですが、よく調査をして様子を見ますると、戦後の時世ですね。ことに若い連中が悪い世相に感染いたしまして、刑務所であろうが、検察庁であろうが、裁判所であろうが、もう実に寒心にたえないのが日本の現状でございます。それがやはり法務省といえども、その線からのがれることはできない。どうしたらいいかという点は、これは特に部内には関心を深くしなければなりません。この点においては

牧野良三

1956-11-19 第25回国会 衆議院 決算委員会 第1号

牧野国務大臣 吉田さん、ほんとうにいいことを指摘して下すった。その通りでございます。日本は矯正、すなわち刑務所方面に関して国家がまことに冷淡。従って文化的な方面というものは実に至らぬことばかりだ。今渡辺局長になりましてから、この方面には一大革新をしなければならないと注意をいたしまして、第一に監獄法から変えていく。それから人命を預かっている、人権を尊重するという観念で、あらゆる施設を充実しなければならないということで

牧野良三

1956-11-19 第25回国会 衆議院 決算委員会 第1号

牧野国務大臣 実に申しわけのない次第でございます。これは形式のみをたっとんで、ほんとうに心がこもっていない、その大きな欠陥であります。申しわけありません。私はかような失態が明らかになりました機会において、深くこれを遺憾といたしまして、内部——下まで浸透するようにこの点に関しては十分な措置を講じております。ことに京都の問題のごときは、相当学問的にこの方面の発達したるときにかような事態が数カ所に及んでいるということも

牧野良三

1956-09-11 第24回国会 衆議院 法務委員会閉会中審査小委員会 第3号

牧野国務大臣 私も、猪俣さん、何かそういう問題が起きないかと思って、このサンデー毎日を持ってきました。これほど的確明瞭に具体的に名前を出してある以上は、根拠のないことではないと思いますので、これらの点を大いに参考にして対策を講じなければならぬ、こう思っております。  それから、法務省の中に、法務省というところは犯罪を捜査し、検挙して起訴をすることが仕事のように思う空気が従来あった。それは昔の司法省

牧野良三

1956-09-11 第24回国会 衆議院 法務委員会閉会中審査小委員会 第3号

牧野国務大臣 まことにありがとうございます。全部同感でありまして、私、今年一月以来その心持をもって一生懸命になっております。それについては委員会皆さんに私はお願いをします。それは、社会政策、ことに社会保障ということが一番戦後大切なことだとされておりますにもかかわりませず、社会保障というと厚生省の行政だけだと思っておられるような誤解世間にあるようであります。私は貧、病気、この二つのほかに、犯罪ということが

牧野良三

1956-09-11 第24回国会 衆議院 法務委員会閉会中審査小委員会 第3号

牧野国務大臣 ただいま御質疑の点についてはすべてごもっともと思います。目に余る社会状態、これはほっておけません。この点については法務当局ことに刑事局当局検察当局との間に意見の扞格があるように新聞が伝えるものですから、御懸念があるようでありますが、それは絶対にない。どうしてああいうふうに新聞が書くのか、それをきょうも新聞当局者にきわめてみたいと私は思うのですが、私はないと言うのです。ないと言うにかかわらず

牧野良三

1956-06-01 第24回国会 衆議院 法務委員会 第40号

牧野国務大臣 実は、その点まことにつらいところであります。森島検事が非常に感情的になったらしいんです。そこで、私は、部内では感情的になってなしたる行為に対して大へん批判があるのですが、人間というものは、かっとなったときにはどんなことでもやる、常軌を逸することがあるから、そういうことはあまり取り上げないようにしようじゃないか、そうして、人間として尊重しようじゃないか、気の毒な立場に立ったときのことを

牧野良三

1956-06-01 第24回国会 衆議院 法務委員会 第40号

牧野国務大臣 まことにごもっともでございます。実は、私は五月中にどうしてもこの責任を明らかにいたしたいと思いましたが、突然二十九日の晩から、私の決心表白に故障が起きるような状態になり、非常に苦慮いたしました。もこうれは時間を争うて決定しなくちゃならぬと思いまして、できる限りの最短時間にということで、ようやく三十一日の晩までに手続を進め、委員会へ何らかのことを申し上げなければ済まないと思いましたので

牧野良三

1956-06-01 第24回国会 衆議院 法務委員会 第40号

牧野国務大臣 法務委員会に御報告を申したいと存じます。  本委員会において特に重大にお取り上げになりました京都五番事件に対しましては、当局も、委員会の御意見を体しまして、鋭意調査を進め、その処分を急ぎまして、ようやく昨夜六時半を過ぎまして手続を了しました。その内容を御報告いたします。  京都地方検察庁検事正熊沢孝平戒告、同じく次席検事泉政憲戒告、同じく検事森島忠三戒告、以上懲戒処分を命じました。

牧野良三

1956-05-31 第24回国会 参議院 法務委員会 第24号

国務大臣牧野良三君) 新聞に天の声が伝わりますと、天の声なるがゆえに、これをはばまんとする地上の声が非常にたくましく出るのであります。これに抗するということの苦労というのは並み大ていじゃないのでございます。全く意外な力があるものでございますけれども、正しいことは正しく行いたいと存じますから、この上とも御同情賜わりたいと存じます。

牧野良三

1956-05-31 第24回国会 参議院 法務委員会 第24号

国務大臣牧野良三君) お答え申します。  事が重大です。のみならず手続を要しますので、迅速を期したいと存じまするが、時間を要していてまことに不本意に存じます。しかしながら着々と御期待に沿わむことを期して、手続を進めております。新聞にいろいろ出ましたことが非常な災いになりました。新聞報道というものは慎しんでもらいたい。当局決心を遂行するに非常な妨害になります。妨害の意思はないのだろうと思います。

牧野良三

1956-05-29 第24回国会 衆議院 法務委員会 第37号

牧野国務大臣 この点は、この委員会の中で私が一番よく事実を知っておる者でございます。のみならず、本件の事件関係があります。どうか、私に答弁することをここではお許しを願いたい。そして、こういうことがあってはならぬ。従って、ただ責任の問題じゃない。人権を尊重するということに対しては、法務省人権擁護局があるにかかわりませず、この人権擁護局に対する尊重の念が国会も国民も乏しい。どうか、この機会におきまして

牧野良三

1956-05-29 第24回国会 衆議院 法務委員会 第37号

牧野国務大臣 佐竹さん、実際あなたから事実をお述べ下さるたびごとに私は悲痛な感じを抱きます。かような事実はあるべからざるものでございます。従って、事実とすれば、何らかの措置をしなければならぬのは当然でございます。互いに事実を争っている場合じゃないと思います。どうか、佐竹さん、この程度で許して下さい。そうして、ほんとう虚心たんかい事実を調べ、良心的な措置をするということにおゆだねをいただきたいと存

牧野良三

1956-05-29 第24回国会 衆議院 法務委員会 第37号

牧野国務大臣 事件の事実につきましては、この委員会並びに委員会外におきましても詳細承わりまして、深く遺憾を感じております。過去の事実に対して遺憾を感じておるばかりではございません。将来に対しても深く戒しめなければならない事案といたしまして、重大に考えております。何とぞ、当局としてもその点にただいま苦衷のあることをお察し願いたいと思います。

牧野良三

1956-05-18 第24回国会 参議院 法務委員会 第21号

国務大臣牧野良三君) その点は本法案の問題点一つであります。ただここで市川さんお考えをいただきたいことは、繰り返し述べるように、日本の国にこんな社会政策的な文化立法のできたことは、今度が初めてなのであります。これを意義あらしめるには、やはり相当用意が要るのであります。それはやはり私は社会運動だと思うのです。私は御熱心なあなた方をはじめ一緒になって、社会運動をどうしても始めなければいかぬ、それには

牧野良三

1956-05-18 第24回国会 参議院 法務委員会 第21号

国務大臣牧野良三君) ただいまの点については、私はこの法律の成立によって世の中は画期的な変化を来たすのだと思います。非常な御懸念がございますけれども、第一条と、第三条、そうしてこれに沿うるに第四条というのがございます。かような法律日本の従来の立法としては珍しい、こういう法律皆さんの手によって成立するというこの機会に、社会改良運動を起さなければならない。それには刑法の、わいせつ罪を罰しておる

牧野良三